episode 10. 双極性障害に気付いた訳
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どうして双極性障害になったのかは分からない。
先生も、大体の患者さんは鬱病という診断のみで「双極性障害」まで診断が辿り着かない、と言っていた。
大体みんな、抑鬱状態で病院に行くから。
躁状態では、よーし病院に行こう!!とはならないから。
そして大抵の患者さんは周りの人が「この人なんか変だな…」と気付いて初めて病院を勧められるそうだ。
けど、この病気に薄々気付き始めたのは私自身だった。
最初にざっくり、ここ数年、そして今年に入ってからの山あり谷ありな状況を書いてみる。
・抑鬱状態が続き仕事が続かない
=つまり転職を繰り返す
・婚約破棄する
・金銭感覚が麻痺
・結婚する
・1年ちょっとで離婚する
・突然東京にフワっと飛んで行く
・よく分からないが泣き出す
・遊び歩く(悪い意味で。)
・必要以上に仕事にのめり込む
・幼少期を思い出して怒り出す
・頻繁に失神する
等々。書き出すとキリが無いくらい、ごく普通の生活とはちょっと違う、ぶっ飛んだ生活をしていたな、と今改めて思う。
ちなみに今の状態は、
・やや抑鬱状態で無職
・突然泣き出す
・金銭感覚が若干怪しい
・幼少期を思い出して一人で怒る
このくらいに治っている。
一般的に健康と言われる人からしてみたら、今の状態も十分おかしいんだろうけど。
幼少期の話しは長くなるので次回書く。
金銭感覚が若干怪しい、というのは、私はもともとお金の使い方が下手だった。
積み立て貯金はしていたけど、一人暮らしを始めてから基本的に好き勝手使いまくってた。
ギャンブルは嫌いだし食に興味のない私は、特に必要のない服、靴、鞄を買うということに満足していた。
母に激昂されたこともある。
私にとってお金を使うことは、ストレス発散であり、寂しさを紛らわせる大事な行為だった。
一種の買い物依存症の様なものだと思う。
それが分かってから、買い物はしないようにしている。
でも…何かを買ったその後の罪悪感は、本当に酷い。
この世から消えて無くなりたいと思うほど、罪悪感が酷い。
半年以上働けないということは収入がないということ、貯金もなくなるということ、お金を使えば自分が苦しくなる、生活できなくなる、だけど一人暮らしは続いていく。
だからお金は大切に、必要な時に使わなければならない、そんな当たり前のことが、上手に出来なかったんだな。
そんなことを考えてばかりいると、またどんどん辛くなっていく。
頭では分かってる、でもきっと根本的には分かってない。
とにかくこうして数年かけて、私は生活苦に陥った。
先生に言わせれば、躁状態の時によく分からないけどお金を使ってしまう、と。
双極性障害のせいだ、と。
でも私は自分の甘さだと思っている。
だけどコレも分からない、分からない、分からないの繰り返し。
そしてそんな状態だから「早く働かなければ」と焦る、焦ると不安になる、不安がパニック発作を起こし、布団から出られなくなる。
負のループだ。
双極性障害に気付いた理由の一つがこの「お金の使い方問題」。
次はまた別の角度から、気付いた理由を書こうと思う。
続く☆
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