J.REN’s 婆さんはご健在です。

人生の途中で出会った猫2匹と双極性障害とパニック障害

今日、私の世界が変わった。

↑↑水分・栄養補給にもオススメ。

ザバス各種、1つ常備しておくと良いですよ♪♪

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

今日は、バイトの1日お試し体験に行ってきた。

朝、わざわざ地下鉄が混む時間帯を外して出勤にしてもらったのに、優先席も満席な程に混んでいた。

仕方なく不安いっぱいで満員電車に乗る…

下を向いて息を止める…

怖くない、怖くない、大丈夫すぐ着く…

ほら、着いた。

幸い天気が良くて地上に上がると暑くて太陽がキラキラしてたから、少し時間もあったしベンチに座ってお日様を浴びた。

この頃にはもう、発作のことなんか忘れてこれから向かう場所へのワクワクに気持ちがシフトしてた。

前に書いた通り、ビジネスホテルの各部屋で、シーツを片っ端から剥がしたりタオルを取り替えたりする完全なる裏方の仕事。

一度教えてもらった事は、すぐに覚えてさっさとこなす私の性質上、シーツを剥ぐ→ベッドメイクをする、という一連の流れはまずまず綺麗に出来た。

そして一つ、大切な事に気が付いた。

剥いだシーツや布団カバー、水を含んだ使用済みのタオルは、かなり重たい。

肉体労働だ。

それを若い子から年配のパートさんまで、みんな頑張っていた。

私は、去年まで全国色んなところに出張に行く度、数々のビジネスホテルに泊まってきた。

部屋のシャワーやアメニティを使い、疲れ果てて部屋で夜食を食べてゴミを分別せずゴミ箱に捨て、時にはタバコの灰を落として散らかした事もある。

連泊する事もあったけど、部屋に戻る度にいつだってベッドも浴室もゴミ箱も綺麗に綺麗に整っていた。

皺1つ無いシーツ、枕、綺麗に置かれたパジャマや新しいドリップコーヒー。

何も気にしなかったし、戻って部屋が綺麗になっている事はある意味当たり前のことだった。

でも、今日、やってみて初めて分かった。

とても肉体労働で、汗だくで、みんな時間に追われて一生懸命仕事を進めていく、ただの単純作業なんかではなくて…

この人達が居るから、何度出張に行っても、どこのホテルに泊まっても、私は快適に過ごす事が出来ていたのだな、と。

こんなに大変な仕事をしてくれている、決して表に出ることのない裏方さんのお陰で、グッスリ眠って翌日の仕事を頑張れていたんだな、と。

そう思うと、変な言い方かもしれないけど妙に感動してしまった。

「こんな仕事もあったのか!」

同時に今までそんな事にも気付かずビジネスホテルを利用していた事に、かなり反省した。

感謝の気持ちが、よく分からないけど感動になって、ちょっと泣きそうになった。

「続けて行けそうだったら、今度履歴書とか貰うよ!」前回社長からはそう言われた。

でも私は、たった3、4時間で決めた。

履歴書を出そう。

この仕事をしよう。

今まで散々散らかしてきた、そして何度も快適に過ごさせて頂いた全国のビジネスホテルに対する反省と、その日その部屋に泊まるお客様が少しでも快適な空間と感じてもらえるように、皺のないベッドを作ろう。

決して決して綺麗な仕事ではない、ぐちゃぐちゃに汚れた部屋だってあるけど。

帰り際、私は鞄に忍ばせていた履歴書に日付を書いて、デスクに置いてきた。

私はずっと表舞台に立つのが好きな人間だった。

アパレル、営業、モデル。

目立つ事が、人前に出る事が、好きなヤツだった。

でも、裏方という大切な仕事の「重さ」を初めて知って、今日少し世界が変わった。

葬儀屋だった時も、服売ってた時も、何してた時も「お客様のため」というのは変わらない。

でも、違う角度からの「お客様のため」に暫くは全力投球してみようと思う。

やらなくていい仕事なんて無い。

無駄な仕事も、無い。

今日、私を変えてくれた全ての人達に感謝。

さて、明日は病院の日。

今日の出来事を先生に話そうと思う。

きっと、笑顔で「良かったね!」と言ってくれると思うんだ。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

肉体労働なのでコルセットとか、姿勢を正すモノを購入します!笑

皆さんも是非ご覧ください↓↓

腰は大切に!