J.REN’s 婆さんはご健在です。

人生の途中で出会った猫2匹と双極性障害とパニック障害

episode 5. パニック障害の症状

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さて、パニック障害の症状はどこのサイトを見ても同じようなことが書いてありますが。

私が10年前から現在まで、経験した症状を少し書いていきます。

まず、前回書いた通り、原因の分からない全身痙攣と失神から始まったパニック障害

胃が捻くれるような、というのは実は排尿・排便の最中に起きました。

突然胃がグニョグニョっと動く気持ちわるい感覚に襲われ、ほぼ同時に激しい悪寒と一瞬(2〜3秒)吐き気、頭からサーッという音が聞こえる程血の気が引きました。

そして異常なまでに早い心拍数。

心臓が壊れる。とにかくこの個室から出なければ。

誰か助けて!

その時は並々ならない恐怖と、とにかく誰か誰でもいいから助けて、死んじゃう!

そう思いながら意識が遠のいて行くのと同時に、辛うじて個室から出てトイレの床に倒れ込んだような気がする。

倒れた瞬間の事は、うろ覚え。これが始まり。

その後、部屋から出られなくなった期間は俗に言う「抑うつ状態」で、頻繁に過呼吸。震え。一人で暮らしていたから、誰にも助けてもらえないという怖さ。

それがまた精神的に苦痛だったんだと思う、一人だ、ヤバい、そう思う度に発作は起きた。

過呼吸になると全身冷たくなって、手足が痺れてきて、動けない呼吸が出来ない、目眩と震えが止まらない。

ただ幸いなことに、自宅で失神することはあまり無かった。

それから、少し調子が良いかな?と思って頑張って外に出てみても、100m先のコンビニに辿りつけなかった。

20m歩いて、怖い、と思って引き返す。

マンションの玄関に戻る頃には顔は真っ青、部屋に戻ればベッドに倒れ込み頭が狂いそうな感覚と過呼吸、この繰り返しだった。

この頃はまだ精神科で「パニック障害」とは言われていなかったけど、自分の症状をネットで調べて行くとまさにパニック障害の発作とピッタンコだった。

飲んでいた薬は睡眠導入剤ソラナックス、胃薬、セロクエル、あともう一つくらいあったと思う。

薬は飲んでも飲んでも毎日が同じことの繰り返しで、一般的に言う「具合が悪い」とは何か違う、何とも言えない恐怖感とだるさ、癌かなにか悪い病気なんじゃないか?あの医者は適当に薬を出しているんじゃないか?そんな猜疑心の塊になって更に孤独になっていった。

居場所は布団。

お風呂さえ怖い。

外を走る救急車の音が怖い。

生きてて良いのだろうか?というか死んでしまうのではないか?

両親は、どう思ってるんだろうか?

終わりのない闇が暫く続いた。

この後数年かけて、この症状がどんどん変化していくとは、思ってなかったな。。

続く。